硬式打席は、硬球を使うぶん、軟式打席より「バットの条件」「年齢の条件」「料金」が厳しくなる傾向があります。このDBで、公式ページに硬式の打席があると確認できた店は14店で、全60店の23%です。軟式のつもりで行くと、バットが使えない、年齢で断られる、ということが起きます。
ボールとバットの違い
軟式球は中が空洞のゴム製で、硬式球は芯を糸と革で包んだ硬い球です。当たると痛いだけでなく、軟式用のバットで硬球を打つと、バットが傷む原因になります。そのため店によっては、ボールの種類に合ったバットを求めます。
- アーデルバッティングドームは、硬式打席での軟式用バットの使用を禁止しています。
- Es-Batting(坂戸)は、硬式を打つたびに同意書への署名が必要です。使う硬式球は革ボールで、いわゆるKボールではありません。
- スポドリ!は、硬式の7・8番でヘルメットの着用が必須です。
バットの貸出がある店もありますが、硬式用かどうかは店ごとに違います。公式に書かれていなければ、電話で聞くのが確実です。
硬式打席の例:球速と条件
| 店 | 硬式の球速 | 条件など |
|---|---|---|
| スポドリ! | 7番100・8番120km/h | 7番は小5未満、8番は中学生未満不可 |
| スポーツゼロ | 1番100・110・120km/h | 年齢制限あり、左右兼用 |
| 中山 | 6・7番90・105・120km/h | 左右兼用 |
| アーデル | ①〜③ 90〜120km/h | 軟式用バット禁止 |
| 木更津BC | 1〜3番 80・90・120・150km/h | 2・3番は左右兼用 |
硬式の打席は、全打席ではなく一部だけの店が多くあります。スポドリは8打席のうち2打席、スポーツゼロは5打席のうち1打席です。混んでいると待つことがあります。
料金は軟式より高い店がある
Es-Battingは1プレーが22球で、軟式300円、硬式500円です。レッドスタジアム松戸は25球で、軟式200円、硬式300円です。硬式は消耗が早いぶん、高めに設定されている例があります。すべての店が硬式を高くしているわけではないので、公式の料金表で確認してください。
硬式を打つ場所の種類
- 一般のバッティングセンターの一部打席:スポドリ、スポーツゼロ、中山、バッティングパレス秦野など。
- 硬式を前面に出す店:打撃屋夏見台は公式で硬式球が打てることを前面に出しています。1メダル15球200円のメダル制です。
- 会員制・チーム向け:ダブルデイフィールドの硬式貸切は硬式チーム所属の現役選手に限った会員制で、一般の来店客は使えません。
公式の書き方:打席番号ごとに区別される
多くの店は、打席番号ごとにボールの種類を書いています。たとえばアーデルは①〜③が硬式、④〜⑦が軟式、木更津バッティングセンターは1〜3番が硬式、4・5番が軟式です。同じ店でも番号が違えば球が違うので、打席に入る前に番号を確認しましょう。一方、ボールの種類が書かれていない店は多く、その場合は軟式と決めつけず、問い合わせて確かめてください。
はじめて硬式を打つなら
硬式の打席にも、遅めの球があります。木更津の1番は80km/h、3番は90km/h、アーデルの①②は90km/h、中山の6・7番は90km/hから選べます。見立てとして、初めての硬式は80〜100km/h台から入り、ボールの重さと当たり方に慣れてから上げるのが無難です。軟式と同じ感覚で振ると、手に当たりが響くことがあります。球速の目安は初心者の球速ガイドにもあります。
ケガを防ぐために
- ヘルメットは必ずかぶる。スポドリの硬式打席は必須で、バッティングパレスも着用が求められます。
- 打席の外で待つときも、ファールチップの飛ぶ方向に立たない。
- 手を保護する。手袋の貸出がある店もありますが、硬式を打つなら自分の用意が確実です。
目的別の選び方(見立て)
- 運動や遊びが目的:軟式で十分です。打席も料金も選択肢が多くなります。
- 硬球に慣れたい学生・経験者:硬式の打席があり、年齢条件を満たす店を選びます。
- 家族で行く:硬式は年齢で断られることがあるため、軟式の打席がある店を選び、硬式は大人だけで試します。
よくある勘違い
- 「硬式は球が速い」:硬式の打席にも遅い球はあります。スポドリの7番は100km/h、木更津の1番は80km/hです。
- 「どの店にもある」:硬式の打席がある店は14店で、全60店の23%にとどまります。
- 「軟式用バットでも同じ」:硬式打席では軟式用バットを禁止する店があります。
硬式を打つ前の確認手順(見立て)
- 公式ページで、自分が使う日に硬式の打席が動いているかを見る。
- バットの条件(軟式用の禁止など)を確認する。
- 年齢制限とヘルメットの要否を確認する。
- 同意書の署名が必要な店では、同行者の分も確認する。
軟式との打ち心地の差は個人差が大きいため、最初は球速の遅い硬式打席で、ボールの硬さに慣れるのが無難です。関連:硬式が打てる店の一覧・利用条件に注意が要る店・千葉・神奈川の店